鎌倉駅から徒歩10分ほど、線路沿いの道路を歩いていくと鎌倉五山第三位の寿福寺が見つかります。鎌倉五山でありながら知名度は低く、土日休日でも訪れている人は少なめの静かなお寺です。
北条政子、源実朝のお墓と言われる五輪塔が裏のやぐらにあり、元々は源氏家の館があったなど源氏家伝来の地でもあります。
穴場スポット…と言えなくもないですが、残念ながら境内は年始以外は一般公開されていません。
寿福金剛禅寺 山門
上が寿福寺の山門です。正式名は右の石碑にある通り、亀谷山 寿福金剛禅寺だそうです。
奥に見える境内の入り口まで伸びる中央の道は、左右の木々に挟まれており自然を感じて幻想的です。
山門を通ると境内が見えてきます。裏の山はハイキングコースが通る源氏山です。
木々や苔の緑は綺麗なんですが…やっぱり境内に入れないのは残念過ぎます…
一般公開されていない境内
こちらが境内への入り口、国の史跡に指定されていますが一般公開されるのは正月のみらしいです…
賽銭箱もないのでとりあえず門に向かって手を合わせることしかできません。
門の左には道があり、その奥に進んでいくとこんな看板があります。この中は危険なので進入禁止みたいです。
源実朝と北条政子のお墓は左の道なりに進んでいくとあります。お墓なので撮影は控えましたが。
以上が寿福寺ですが、境内が公開されていないという致命的な欠点以外は雰囲気なども良く、近くに英勝寺もあり、切通しへ向かう道沿いに位置しているので一度訪れてみてはいかがでしょうか。特に境内が一般公開されるお正月に鎌倉を訪ることがあったら、貴重なのでぜひ行ってみてください!